「Jリーグ1サポーターが熱い」として面目が立つことが多い浦和レッズ。
異例の4万人という観客を集め、18年経った今も破られないJ2観客動員記録を持つアルビレックス新潟。
Jリーグには、毎試合のようにスタジアムが満員近くになり、観客動員数が多いクラブがあります。
そこで今回は、浦和レッズやアルビレックス新潟のクラブのように、常にサポーターが多い要因はどこにあるのか探っていきます。
①元々サッカー熱が強い地域だから
特に浦和は、元々サッカー熱が強い地域です。
8回も全国優勝をした浦和高校があったり、また浦和という街の発展過程に市民がサッカー求めるようになったこと、はたまた浦和レッズが築いたサッカー熱。
このように、元々サッカー熱が強い土地が影響して、クラブの観客動員数も多いなんてことがあります。
②気軽に見に行ける
アルビレックス新潟は、J1に初昇格した2004年前後で、ホームスタジアムである新潟スタジアム4万席分の無料チケットを配布するということをやっていました。
そのため、スタジアムは連日満員に。スタジアムにいる4万人全員無料で試合に見にきているのです。
経営陣からは反対の声がもちろんありましたが、これをして良かったのは、「試合を見る」というきっかけを作れたこと。
これでアルビレックス新潟を知ってもらえば、また今度見にきてくれる人がいるでしょうね。
③スタジアムが見やすい
浦和レッズとアルビレックス新潟のスタジアムは両方見やすいですね。
浦和レッズの本拠地で、アジア最大級の規模を誇る埼玉スタジアムは球技専用競技場で、ピッチから近く迫力ある試合を楽しめます。
新潟のデンカビックスワンスタジアムは陸上トラックがあるものの、2002年の日韓W杯を機に作られたこともあり、見やすさに配慮があります。
④一体感が出る
観客が多いとどうなるか。一体感が出てきます。
観客が多い試合を生で見たら分かるのですが、一体感がすごいのです。
興奮してからか、自分も飛び跳ねて歌いたくなるように気分が高くなります。
観客を多くするための方法を手探りで行った結果、一体感というものが付いてきたのです。
「一体感」はクラブを強くする最高の財産です。
⑤大都市のクラブ
浦和も新潟も大都市のクラブです。
必ずではありませんが、大都市のクラブは、急成長する可能性がぐっと高まります。
大都市は応援してくれる人、お金を出してくれる企業や組織、そして試合をする環境が整えやすいからです。
日本、世界のビッククラブも、大都市にあることが多いですよね。
それもこういった要因が重なるからです。
まとめ
今回は、浦和レッズ、アルビレックス新潟の観客数が多い理由について解説しました。
クラブの集客は、経営部がやることなので、我々ファン、サポーターには関係が無いように見えるでしょうが、私たちにもクラブを大きくするためにやれることがあります。
私たちにやれることを探していくためにも、知っておいて損は無いでしょう。
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