小学生でサッカーをしているお子さんを持つ両親の方へ。
子供のサッカーボールはいつもどのように選んでいますか?
子供に買わせているのか、自分たちも一緒に買いに行っているか。
実は、サッカーボールはデザイン以外にも、ボールごとに違いがたくさんあります。
本記事では、サッカー歴20年以上の私が小学生におすすめしたい、サッカーボールについて紹介します。
【ボールを選ぶ前に…】そのボール、小学生に合っている?
おすすめのボールを紹介する前に、ボール選びに欠かせないポイントをいくつかリストアップしておこうと思います。
①ボールのサイズが年齢に合っているか
②公式戦のために検定球や認定球を選ぶ
③練習場所(芝か土か)に応じて選ぶ
④どんな練習をするか
⑤メーカーを見て選ぶ
最低でもこの5つのポイントを抑えてボールを選びましょう。
この5つのポイントは全て、ボールの表面や通販サイトの概要に記載があるので、購入時には自分に合った条件と照らし合わせながら判断しましょう。
①スフィーダ VAIS JR
最初に紹介する、「スフィーダ VAIS JR」は、2019年の東アジア選手権で公式球に採用されたボール。
サマール製法を採用したことボールは、蹴り心地が良く、また色のバリエーションも豊富で明るい色付きが多いため、悪天候や夜天の中でも、ボールを見失いにくいのが特徴です。
4号のボールの中でも、比較的軽量なので、低学年の子どもにもおすすめです。
②アディダス CONEXT 21
アディダスが発売した「CONEXT 21」は、2020年のFIFAクラブワールドカップ、そして2021年内に開催されるFIFAの主要大会で使用される公式球です。
「CONEXT 21」という名称には、サッカーを通じて世界中の団結やつながりを実現するという、願いが込められています。
ボールのデザインは、世界でFIFAによる活動が行われている6大陸が描かれており、これらが一つに繋がるのをイメージしています。
③モルテン ぺレーダ
「中高生世代のサッカー強化」を目標に掲げ、モルテンが開発したぺレーダシリーズのサッカーボール。
デザインは、シンプルな白黒亀甲のデザインであるため、どんな場所でもボールの行方が分かりやすいですね。
現在は5代目が発売されており、店頭によく並んでいるのは、ぺレーダ3000/4000/5000の3種類。
5000が上位モデル、4000が中位モデル、3000が下位モデルとなっています。
位が上がるほど、性能も価格も上がっていきます。
どれも手縫いで検定球であるため、公式戦で使えるし、そもそも小学生がボールの違いを分かるのかということ。
私は、芝生利用でない限り(芝生専用ボールは5000しか無い)中位モデルである、ぺレーダ4000で十分だと思います。
まとめ
本記事では、小学生におすすめのサッカーボールについて解説しました。
小学生がサッカーをする目的や、成長過程を考えたところ、上の最初に挙げた5つのポイントを見ながらボールを選んでいただけたら十分です。
もし、本人がどんなボールが良いのか、ボールに対する知識があれば、それも尊重しながら、本人の意見を優先して一緒に決めてあげましょう。
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